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<title>スペクテイター〈19号〉</title>
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<title>社会学講義―習俗と法の物理学</title>
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<title>地方の逆襲</title>
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<description>ずいぶん前になりますが、Ｊ２のサッカーチームが
Ｊリーグの観客動員新記録を更新して話題になったことがありました。
そんな「新潟の奇跡」といわれた現象の立役者、
Ｊリーグ・アルビレックスの会長さんがこ...</description>
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ずいぶん前になりますが、Ｊ２のサッカーチームが
Ｊリーグの観客動員新記録を更新して話題になったことがありました。
そんな「新潟の奇跡」といわれた現象の立役者、
Ｊリーグ・アルビレックスの会長さんがこの本の著者です。

タイトルから連想されるテーマは「地方活性化」ですが、
実際に読んでみた印象はやや異なりました。
地方を含む、格差社会の中で苦戦している人たちに向けて、
逆襲のために必要な哲学を述べているという感じです。

実際にハンデを乗り越えて数々の実績を残してきた人だけに、
示されている哲学には説得力があるように思われました。
その気にさせて元気を与えてくれる本なので、
格差の壁にぶつかって悩んでいる人にお勧めです。 毎日やりたいことがある、そんな人生が本当に幸せなんだということを考えさせられた。高級官僚や一部上場企業の社員になっても、もはや磐石ではない時代に生きている我々にとり、この本で取り上げている若い起業家たちの、自ら切り開く人生って魅力的だった。
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<title>ひとりでは生きられないのも芸のうち</title>
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<description>ひすいこうたろう＋よっちゃん『Happy名語録』王様文庫?533-に建築家安藤忠雄さんの話が載っていました。。
安藤さんはコンペで設計を提案するときには、必ず「オマケ」を付けたそうです。 

「こう...</description>
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<![CDATA[
ひすいこうたろう＋よっちゃん『Happy名語録』王様文庫?533-に建築家安藤忠雄さんの話が載っていました。。
安藤さんはコンペで設計を提案するときには、必ず「オマケ」を付けたそうです。 

「こうするともっとおもしろいですよ」という＋α。
もちろん建築として成り立つ基本的な条件は満たしつつ、オマケも付ける。
すると、どうなったか。

  連戦連敗（安藤さんの著書の書名ですね〜）

安藤さんはついつい＋αを付けてしまいたくなるんですね。
絶対こうした方がおもしろいって！という情熱があるんですよ。
でも、それが余計なことと見なされてコンペで負けてしまう。

コンペをやるくらいですから、大規模施設の設計なんだと思います。
国や地方自治体の発注する建築物ですから、結局は可もなく不可もなく、おとなしいものになりがちです。
個性的なものを選んで、それが失敗するのは嫌です。
コンペを選定する側にもそういう意識があるんですね。

けれども、そんなオマケを付け続けているうちに、安藤忠雄氏はどうなったか？ 
だんだんとオマケを受け入れてくれることが多くなった。
そして日本を代表する建築家、世界の安藤忠雄になってしまったんです。

ここで注意しなければならないのは、安藤さんはなぜ負け続けることができたのか、ということです。
普通、負ければ次がありません。
負けたものは実績にならないからです。
負け続けている設計家が、何度もコンペに参加できるわけがありません。
そもそも負け続けたら設計料を稼げなくて、設計家で居続けることもできないのです。

それは、安藤さんが別のところでは成功し続けたからなんだと思います。
小さな建築物かもしれませんが、賞を取ったり、たくさん依頼を受けたり。
そういう実績があったから、何度でもコンペに挑戦できたのだと思います。

内田樹『ひとりでは生きられないのも芸のうち』文藝春秋?1400-から引用します。 

＃＃＃
お忘れの方が多いようなので、ここで繰り返し申し上げるのであるが、「強者」というのは「勝ち続けることができるもの」ではなくて「何度でも負けることができる余力を備えたもの」のことである。「弱者」というのは「一度も負けられない」という追いつめられた状況にある人間のことである。
人間の強弱は最終的には「勝率」ではなく、「負けしろ」（そんな言葉は存在しないけれど）で決まるのである。(239p)
＃＃

何度でも負け続けられる余力、負けても負けても挑戦し続ける勇気。
それを支えるためには、小さくてもいいからたくさんの成功と実績が必要なんですよ。
内田さんの言う「強者」は、＜きょうしゃ＞ではなく＜つわもの＞と読んだ方がいいですね。
ぼくもめげずにつわもの目指して、コツコツと小さな成功を積み重ねていきたいと思います。
また挑戦の場が用意されたとき、それに挑んでいけるように。  ☆母親型「群れと共に生き延びる」と、父親型「群れの中での相対的強者となる」の出発点の違う育児法による、戦争に対する考え方の相違。

 ☆絶対負けないという妄想の上に成り立った日本軍の戦陣訓から、皇軍が負ける＝勝った連合軍側が新たな皇軍であり、負けた後の抵抗も大規模にはなく（豪等で捕虜の抵抗はあったが、本土で全体的にそんな抵抗は無い）、次はそれに全面的に乗っかるようになり、今に至っている。

 ☆、「集団に利益を還流し、集団からの利益の再分配にあずかる機会の多い人間」と「できるだけ集団に帰属せず、何よりも自分の利益を配慮する人間」の数が逆転したあげく、受益機会から阻害され、当惑している“弱者”が、「国民的統合が果たされると、自分にも受益機会がめぐってくるのではないか」とナショナリズムに飛びついている。

 など、 毎度「そこをついてくるか？！」と新発見をさせられっぱなしの著者に、今回も唸らせて貰いました。
 著者の論が正確であるとして、どうこのようになってしまった、合成の誤謬社会の方向転換を行えばよいのか?            それについては著者が定年して、書下ろしを初上梓するまでに、読者が仮定を推考しておかねばならないでしょう。

 例示で「毒物カレー事件」を出しているが、獄中の被告本人は全面否認中だし（冤罪の蓋然性を示唆する有識者もいる）、確定判決も出ていない中でのこの使い方は、ミスリードと言わざるを得ない。アタシはアタシ的にアタシが好き   


さるきちにゃあ、 
とてもそんなコトは言えませんが  

公言せずとも、そういうココロ持ちのヒトは 
きっと摂食障害なんかにならないわよね。 


さて、 

この本は内田樹先生がブログで書き綴った 
エッセイをまとめたもの。 

少子化問題からメディア、働くということ、 
グローバル化、共同体、死など 
様々な観点にわたって孤立化ついて語られています。 

例えば、 

雑誌CanCamで“めちゃモテ特集”なる 
コーナーがあったそうなのですが、 

この“めちゃ”って何だろう？？  


“すごく”とか、“かなり”とはまた違うのね。 

万人からちょっとずつ愛されたいという 
意識の現れなんじゃないか、 

なーんて、 

著者なりの分析がなされています。 


また、 
独りで食べるコトを「個食」と呼び、
さるきちも「個食」人であるのですが、 

これは現代が共同体を失いつつある象徴である、と 
著者は主張しています。 

むかーし、むかし 
共同体の生成は、 
分割不可能のモノを分かちあうコトに由来しました。 

円錐型の杯がその現れです。 

尖っている方が下なのね。 

つまり“置けない”のです。  

杯を下に置きたい時、 
即ち、食べモノを食べようとする時は 
別のヒトに杯を手渡さなくちゃいけないわけ。 

そこに他者の存在が必要となり、 
共同体の成立を意味するのですね。 


生きていく上で必須の飲食物。 

ヒトはそれを分け合うコトで 
生き延びてきたのです。 

でも、いまや 
ヒトは共同体に帰属しなくても 
ひとりで生きていけるようになりました。 

個食はおろか、 
手酌だってできちゃう。 

それを良しとするか悪しきとするか、 
一辺倒には判断できないですよね。 

でも、さるきち言えるのは、

ヒトは独りじゃ生きていけないってコトです。


それから、
さるきち興味深かったのは、 
父と母の子育てモードの違い。 
  
母親はね、草食動物的。 

例えば、シマウマなんか、 
群れをなしますよね。 
それって集団でいれば 
生存率が高いから。 

母は、集団に混じるよう 
“フツー”の子どもに育てようとするのだそうです。 

一方で、 
父親は肉食動物的子育てモード。 

相対的強者たらしめるよう 
育てるのだそうです。 

本書では、それらを不二家の賞味期限偽装の 
問題に関連づけて語られています。 


ジャンルが多岐にわたっているので
飽きずに楽しめる一冊です。タイトルを目にして膝を打ったものが、内容は、「現在の男女関係」を中心にばらばらと。タイトルに惹かれて手に取った人にとっては物足りない内容かもしれない（最近こういうの、多いね。編集者の狙い通りなんでしょうけど）。ここのレビュー見て知ったのですが、ブログをまとめたものなんですね…。。

確かに、彼の言ってることは、とっても筋が通っていて、すごく的を射ていて、「なるほど！」と目の覚めるような論ばかり。でも、「だから、何なの？」。解決策を示してくれることはしない。「批評家」なのだろうな、と思う。それ以上何か得るものはない。人が働くのはお金のためではないということを、人類学・哲学・社会学の知識をベースにわかりやすく説明する内田先生の主張は、少し前までの社会の「常識」と同じであるためとても説得力がある。「実際に人間のパフォーマンスが上がるのは、自分の労働を通じて社会的な「フェアネス」が達成できるという希望を持てる場合と、与えられた「信頼」に応えねばという責務の感覚に支えられている場合だけである。P.75」「今必要なのは、「自分のもとに流れ込んだリソース（財貨であれ権力であれ情報であれ文化資本であれ）を次のプロセスに流す」という「パッサー」の機能がすべての人間の本務であるという人類学的「常識」をもう一度確認することである。P.80」といった説明には思わず大きくうなずいてしまう。「お金と自分の欲望達成だけが労働のインセンティンブ」という人間が「合理的な判断をする人間」であるとし、そうした人間だけがいる世界を「基本モデル」として分析する近代経済学（スティグリッツ：入門経済学参照）では「人のために働く人間」は想定外になってしまうが、経済学以外の人文社会系学問をきちんと用いれば、社会問題の解決方法が見えてくることがこの本を読めばわかる。
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<title>3つの原理―セックス・年齢・社会階層が未来を突き動かす</title>
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<![CDATA[
なんで、こんなヤバイネタを見つけてくるの？・・と思うぐらいにヤバい。僕はこの本を読んで、深層心理学が示唆する「個々の事象」と「世界全体」で起こっている事象の全てのその方向性というのが何気に予測できるのが「ヤバイ」と思う。いやぁ・・久々 ヤバイ本です。読んでも解らない人には「さっぱり」解らないけど。ある基軸がある人々から観れば「はぁ・・」みたいな。五次元思考系ですから表層ではわかりませんわこれは。未来世界の予測をしているのですが、前提になっている歴史が正確でないし（東アジアに関して）、
現状分析が思いつきやご自分の印象で書いているようなので、この予測が成り立つはずがない。 
もっともらしく難解に力を入れて書いてあるので、 教科書の歴史しか知らない人は簡単に騙されるでしょう。 

例えばこんな調子。 
「日本、中国、朝鮮はたやすくブロックを形成する。 
すべてが同じ地域にあり、共通する宗教、歴史、言語、人種、 その他さまざまな文化的特徴をもち、 
これが他の地域と明確に一線を画する点で、経済的にも調和性が高い」 

共同体は名ばかりで、日本は中国共産党に支配され日本自治区になるだろう。 
チベットや台湾の二の舞である。 
この本は中華思想を甘く見積もり過ぎなのだ。国人を見よ！ 
相手の文化を尊重しようなどという気は毛頭なく、どこへ行っても傍若無人にふるまっているではないか。 
共通する宗教って何だ？ 中国が宗教を弾圧していることぐらいなぜ調べないのだ？
人間を生きたまま臓器摘出して金にしようとする国と、日本人は一緒に暮らしていきたいですか？ 
激しく言論弾圧されたいですか？ その支配下に置かれたいですか？ 
満州語を話せる満州族は消失の危機にあります。 
そのように、人権弾圧どころか、民族消失が待っているのです。 アメリカ人である著者が、西欧文化、儒教・仏教文化、等を経験しながら、過去の歴史を多面的に概観した衝撃の書である。

一般大衆が時系列で、歴史を把握することを、「セックス」「年齢」「社会階層（カースト）」という３つの視点から論じているため、論理的には受け入れやすい。
特に、歓迎的な論述は（私にとって）国家興隆を「年齢」によって測っているところであった。

しかし、（著者独特の視点の裏返しで、）書き手が「西洋人」であるというところから、西欧優越主義が視点となっている嫌いも見いだせる。

今後、東洋人による世界観、未来予測が出されることを望む。本書は、2008年に読んだ本の中で、最も得たものが大きかった本。著者が独自に考案した「カーストモデル」「性モデル」「年齢モデル」という３つのモデルを用いて、数千年前からの人類の歴史を分析し、今後数十年の人類の未来を予測。その対象は、なんと、北米やヨーロッパだけでなく、アジア・中近東・アフリカを含め、世界全体の歴史と未来が対象。そして、非常に壮大なテーマを扱っているにもかかわらず、非常に分かりやすく、かつ、説得力があり、いちいちうなずける。
著者は、アメリカ人だが、東京に長く住んでいた。そんな著者だからこそ、仕上げることのできた本だと実感。
本書の言葉を借りると、今後、数十年で力を持つのは、「儒教圏（日本・韓国・中華圏）ブロック ＞ 欧州ブロック ＞
北極圏（北米・ロシア・スカンジナビア諸国）ブロック」の順番。儒教圏が一番！
なぜ、そのような結論になるのか、本書を読むとうなずける。そして、その後、力を持つのは、なんとインド・イスラエル。一見凄い理論のように思えるけど、実際にそういう風に社会が進化していくか、などちょっと説得力に弱い本。
螺旋状に人類の歴史が進化していくとするなら、また新たな戦士や労働者
の時代がやってくるのでしょうか？
ちょっと説明が「分かっている人」向けなので
普通の人が読んでも消化不良を起こします

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<item rdf:about="http://c-book-046.health-shopping.net/detail/06/4893586297.html">
<title>文化と状況的学習―実践、言語、人工物へのアクセスのデザイン</title>
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<description>とりあえず全てにおいて読み辛い。その一言に限る。
括弧書きが異常に多く、それも読み辛さを助長しており、苛立ちを感じながら読んだ本。
日本人よりも、海外の留学生などが理解すると面白い本ではないかと思っ...</description>
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とりあえず全てにおいて読み辛い。その一言に限る。
括弧書きが異常に多く、それも読み辛さを助長しており、苛立ちを感じながら読んだ本。
日本人よりも、海外の留学生などが理解すると面白い本ではないかと思った。
そのためにもこの読み辛さは直さなければいけないと思う。
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</item>
<item rdf:about="http://c-book-046.health-shopping.net/detail/07/4334751199.html">
<title>自由論 (光文社古典新訳文庫)</title>
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<description>今から１００年以上前に著された、古典と呼ぶにふさわしい本書が新訳となりさらに読みやすくなった。
レビュータイトルの通り、本書に書かれてある内容が”理想”に過ぎない事を考慮の上で読み進める必要があるが...</description>
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<![CDATA[
今から１００年以上前に著された、古典と呼ぶにふさわしい本書が新訳となりさらに読みやすくなった。
レビュータイトルの通り、本書に書かれてある内容が”理想”に過ぎない事を考慮の上で読み進める必要があるが（誰にも迷惑をかけない社会など存在しないという事を一例に挙げよう。本書の第５章でこの内容に言及してはいるが、個人が社会に対し権力的に劣っている場合では自由な行動が制限されるという点でやはり自由ではない）、それでも当時のミルの思想を知ること及び自由とは何かを考える上で有益な書であるのは事実であろう。本書は、日本国民全員に読んでもらいたい気持ちになった。
自由の価値を知るとともに、今何を考えるべきか。何が問題なのか。
知らず知らずのうちに、自由を侵害していないか。自由が侵害されていないか。
あまりに大きすぎて、見えなかった、自由を押さえる物。ぜその物を知ってほしい。
日本中に行き渡った時、新しい価値観・道徳観が生まれるのではないだろうか。私は常々、古典は二種類あると思っている。「生きた古典」と「死んだ古典」である。「死んだ古典」とは、その芸術的あるいは古典という記念碑的価値、または史的価値は有しているものの、内容としては、われわれの時代がその古典が生まれた時代より遥かに進み、複雑化し、より一層困難な問題を抱えるに至ったため、何ら積極的な感化を与えることのできない書物である（私見では、例えばダンテの『神曲』もその一つである）。「生きた古典」とは、われわれが現代の課題に直面し、それに取り組むにあたって、その解決策は与えてくれないにしても、その問題に対する生き生きとした具体的支点を与えてくれるものである。この『自由論（ON LIBERTY）』は後者である。

社会的自由が勝ち取られたものではなく、当たり前の、与えられたものになって久しい現在、自由は形骸化し、それについての生き生きとした観念は死につつある。その証拠に、現代では社会システムや人間の生活が複雑化・高度化・細分化する一方で、マクロな領域（経済・思想・服装・ジェンダー等）では驚くべき画一化が進んでいる（それに抗するかのように別の芽も吹き出しつつあるが）。自由がなぜ個人にとって大切なのか（そしてマクロ的観点ではなぜ人類にとって大切なのか）、そしてそれは本来勝ち取るものであり、それを真に生きたものとして保つには高い意識と努力が必要であることを、ミルは思い出させてくれる。

最後に、本書の内容もまた、現代人たるわれわれにとって完全なものとは言えない。それを検討することもまた、大きな知的訓練になるであろう。教科書などにさえ出てくるミルの「自由論」
ちゃんと本物を読んでおくだけの価値はある。
特にこの訳はとてもこなれていて、すいすい読める。


そして、ちゃんと読んでみると意外なミルの一面も見れる。

例えば、子どもに対しては、きちんと徳を身につけさせて、その上での自由な社会、といったことを主張している。
また、共同体のための犠牲という概念も、かなり限定的ではあるが、一応容認している。

そういう意味では、最近の超リバタリアニズムとはミルは一線を画している。


２５０ページほどで、行間も広く、文字も大きめで読みやすい。
是非読んでみることをオススメする。非常に良いタイミングで出版されたと思います。皆さんが書いているように読みやすく
理解しやすい書籍です。
グローバル社会、格差社会、凶悪犯罪や外国人犯罪が増えている世の中に、皆さん
にもう一度、自由とは何かを確認するにはもってこいの一冊ではないか？と思います。
自由とは個人の自分勝手な自由とは違い、社会の中での自由を意味しており、
他人に迷惑をかけないという前提での自由を定義しています。
規則や大勢の意見に縛られるのではなく、個々の人格を尊重し、発展・成長
させ個性を出すということが大事だということを再度確認しました。
ただ、文章の一部で買春はある程度許されるという点などでは、不適切な点も
ありました。
今の世の中だからこそ、「昔に帰ろう」という気持ちで読みました。
非常に良かったです。
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<item rdf:about="http://c-book-046.health-shopping.net/detail/08/4393332652.html">
<title>17歳のための世界と日本の見方―セイゴオ先生の人間文化講義</title>
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<description>タイトルは「17歳のための」と書いてありますが、はっきり言って、高校生のころに歴史や倫理の授業に価値を見出せなかった大人たちが読むべきじゃないでしょうか？

第1章の、民族の記憶の保管庫として、人類...</description>
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<![CDATA[
タイトルは「17歳のための」と書いてありますが、はっきり言って、高校生のころに歴史や倫理の授業に価値を見出せなかった大人たちが読むべきじゃないでしょうか？

第1章の、民族の記憶の保管庫として、人類は「物語」を伝達する方法を編み出し、物語を伝達することによって言語が洗練されていったという話に始まり（割と定説な学説なのかどうか不明）、古代から中世、ヨーロッパと日本、あらゆる時代のあらゆる文化圏において、当時の世情の中で起きた出来事が、人々に影響を与えることで文化が変化し、社会が大きく変わっていくさまが描かれています。

高校のときに習った世界史は、記号として年代や出来事を整理して覚えるような無味乾燥としたものだと記憶しています。
本来は、本書で描いているように、もっと当時の人々の心情や感情にフォーカスをあてなぜそのような社会変化が起きたのか？を考えていくのが歴史や文化であると思いました。

もっといろんな人に読んでほしい一冊。ありそうでなかなかなかった種類の、日本人による優れた哲学史文化史入門書です。
「千夜千冊」でもわかるとおり、氏はたいへんな読書家教養家です。しかも自分の頭で考え自分の目で見分ける「自己本位」があります。そこで本当にこのような優れた仕事が出来たのです。狭い分野で専門的な内容を論じる事はある意味易しいので、このように「わかりやすい言葉で基本的なことを論じるのは、並大抵の力量で出来るものではありません。内容がざっくりしていて厳密でない、という留保はこの種の啓蒙書には必要ありません。
いやしくも主体的に物事を学ぼうという若者であれば、必読書といっていい価値を持つ本です。
高校生時代に不勉強だった私には、

新鮮な驚きがたくさんありました。

キリスト教をつくったのはキリストではなくて

○○○である。

とか、

暗記の対象として、私の中では

無味乾燥な知識でしかなかった

能という芸術や、世阿弥が

日本史の流れのなかで理解でき

その「すごさ・すばらしさ」を予感できました。

能を鑑賞するという行為は私の人生のなかでは

あり得ないものでしたが、

ちょっと機会がれば行って見たい気に

させられました。結局のところ、人間の文化というのはなぜ生きているのか、死とは何かという疑問に対する答えを探してきた歴史であることがとてもわかりやすく書かれている。そのために宗教が大昔から存在しているため、現代日本のように宗教との距離がある文化は異質だと感じた。個人的には、一神教と多神教の背景の違いがよく整理されており、勉強になった。また、仏教は今までは食わず嫌いで全く知らなかったのだが、親鸞の教えにはとても共感したため、ぜひ歎異抄を読んでみたいと思った。  人間の文化史を大局的・相対的に捉え、自己の視点から編集し直す、ということを極めて分かり易くセイゴオ節で語っている。１７歳で本書の内容をべて理解するのは無理と思うが、この「脱構築」の視点を１７歳で学べるとすれば人生を変えるほどの感動だろう。むしろこの広大無辺な内容は２０・３０・４０代の人にとってこそ読み応えがあるだろう。
ただ、残念な点が２点。ひとつ。個人主義を利己主義と混同している一文があった。個人主義は全体主義の対義語であり「個人の尊厳」から導かれるもので、他者も個人として尊ばれるというところから、公平な権利の調整が為されることを内包する。つまり利己主義とは全く異なる。この理解がおろそかなのは致命的だ。ふたつ。悪いことの例えにステレオタイプな女性の行動を挙げている所が２箇所あった。物欲の例えが「シャネルやティファニーといったブランドものに目の色を変える」などと表現されていたが、私に言わせればヒルズのオフィスや自家用ジェットを欲しがる方が余程質が悪い。大局観で正論が言えても、言葉の端に本心が出るというのはよくあることだ。大地母神の悪神化を客観的に語ることは出来ても、自身の中に在るミゾジニー（女性蔑視からくる嫌悪）については自覚がないようだ。
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<title>高齢女性のパーソナル・ネットワーク</title>
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<title>現代風俗 移動の風俗―「成りあがり」から「お遍路」まで (現代風俗―現代風俗研究会年報)</title>
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<title>制服少女たちの選択―After 10 Years (朝日文庫)</title>
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<description>社会学者宮台真司の代名詞ともいえる「ブルセラ論争」の発端となった本の文庫版。
彼の社会学の専門は予期理論だが、それは要するにある危機を予見して、それを無力化するためにあらかじめどのように自分たちを形...</description>
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社会学者宮台真司の代名詞ともいえる「ブルセラ論争」の発端となった本の文庫版。
彼の社会学の専門は予期理論だが、それは要するにある危機を予見して、それを無力化するためにあらかじめどのように自分たちを形成しているかという観点からある集団を分析する手法だ。だから彼のやっているのは、新人類やオタクという集団が、どのように
危機を「予期していたか」という「過去」を分析しているだけであり、彼自身が予期や予言をしているわけではない。
だから、ブルセラや援助交際をやって楽しんでいる少女が１０年後にはそのツケが回ってきて不幸な人生を送ることになる、ということまでかつての彼は「予期」できなかったのである。そもそも道徳は何も無効化したわけではない。今も依然として「体を売ってはいけません」という道徳観は立派にあるではないか。

この人はたしかに天才かもしれない。
だが頭のいいヤツ、天才の導き出した答えが必ずしも正しいわけではないということもまた真である。この「ブルセラ論争」はその典型的な例となるだろう。

文庫版なので文庫ならではの話題を少々。
後半に収録されている圓田浩二との対談がおもしろい。前半はつまらないが対談の終盤で聞き手（誰だかは知らない）が、突如として宮台に「お前が１０年前にやってたことは全部間違ってたんじゃね？」（実際はもっとオブラートに包んで）という詰問を連発してくるのだ。 著者が「宮台真司」となっているこの本の中で彼自身が、過去をめぐって（まるで今話題のロス疑惑のごとく）審問されるというこの文庫版ならではの構造はスリリング。だから星は３まで格上げ。

もう一つ、文庫版には「かつての」盟友中森明夫が解説を寄せている。彼はブルセラ以降に、天皇とか言い出した宮台の「転向」をやんわりと批判しながらも、最終的には結婚した彼を祝福して、「彼は『360度の転向』を果たした」というよくわからん迷言でまとめている。
中森はまた、三浦展が『下流社会』の中で宮台の結婚を相手の家柄や階層にひかれてしたことだと邪推していると批判しているが、この批判こそが的外れだろう。
彼は相手と「セックスの相性がすごくよかったから」宮台が結婚したかもしれない、と反論しているが（これもアホらしい反論だが）、そもそも「セックスの相性」のような価値観をまっさきに退けて、階級や共同体内にいる人間をシステマティックに分析するのが社会学の真骨頂ではなかったか。また『下流社会』の該当箇所だと思われる部分を読み返してみたが、三浦はなにも邪推しているわけではなく、同じ階層でないと結婚できないという統計学上の見解の例として宮台の結婚を挙げているのだ。
たとえ「セックスの相性がすごくよかった」としても、それも階層の問題かもしれないし。

しかしそれでもやはり、「あの宮台」が結婚してはまずいだろう。
彼はもうかつての輝きを失った。カリスマ社会学者としての宮台もういないのだ。
そのことをいいかげん認めようよ、中森さん。
 娘を持つ父親という立場で本書を読んだ。本来そういう読み方は 社会学の著作である本書に対して正しいアプローチではないと考える。但し 本の読み方も 読み手の自由である。

 その立場で本書を読むと 宮台が指摘している「父親が『確か』な存在ではありえなくなってきている」という点は 正直笑えない。

 ここで宮台が指摘している父親とは 本書が書かれた１９９３年頃に 高校生の娘を持つ父親であり言わば団塊の世代である。つまり ２００７年現在 ちょうど定年を迎える世代にあたる。

 それに対して僕らの世代は ひと回り以上若い。当然ながら 団塊世代とは違った時代と文化を経てきている。おそらく 簡単に表現するならバブル世代ということかと思う。このバブル世代の「親」というものがどういう姿になっているのか。吾ながらそれを考え込んでいるところだ。

 「バブル世代」とは「バブルの光と影」の両方を経験してきたということなのだと思う。その意味で必ずしも「贅沢な世代」ではなのかもしれない。先日「バブルにＧＯ」という映画も見たが 既に バブル世代は「笑い話」にされる程 客観視されているのも確かだ。

 但し そんな文化は おそらく僕らの想像以上に 僕らの内面に影響を与えているはずだ。それが何なのかをちょっと考えているところだ。

 １０年を経て 本書が文庫化され 僕が読む機会を得ている意味としては そんな 自己問答である。もとより大変個人的な話なのだが。

 

 
宮台氏にとっても、日本の社会学史にとっても重要な著作だと思います。 
取り扱っている内容は「ブルセラ」「援助交際」etcと、ちょっと時代を感じさせます。 

しかし、だからこそ、 
1990年代という時代の雰囲気を知るにはもっとも適切な書物だとも言えます。 
宮台ファンのひとも、そうでないひとも、是非読んで欲しい一冊です。 この本では素朴な現場主義に徹してしまっています。ですから自己矛盾しています。
しかし宮台的には「あえて」やったそうです。そしたらウザイ奴等（宮台信者）が憑いてきた。人格5類系の素朴なマンガ絵がウケました。
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<title>下流同盟―格差社会とファスト風土 (朝日新書)</title>
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<description>夜読みました。怖かった。
日本の大型ショッピングモールの都市伝説。
こんなものまで入れる必要があったのか？
事実と「どこどこ在住の人から聞いた噂」を
ごっちゃにして、書籍にしていいのか？ というのが...</description>
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夜読みました。怖かった。
日本の大型ショッピングモールの都市伝説。
こんなものまで入れる必要があったのか？
事実と「どこどこ在住の人から聞いた噂」を
ごっちゃにして、書籍にしていいのか？ というのが疑問。
いたずらに不安ばかりを煽り、
ショッピングモール＝悪、という
結論ありきで書かれている気がしました。
著者（三浦さん）のほかのものを読んでいないので
よくは分かりませんが・・・。

アメリカのウォルマート、日本のショッピングモール、
群馬県太田市の事例など知らなかったことを知る、という意味では
価値ある本だと思いますが、
正直、目を背けたいことでもあるし、
これからどうなっていくのだろう？というのが
率直な感想です。おなじ編著者による「ファスト風土化する日本」，「脱ファスト風土化宣言」などの続編とみなせる本である．「ファスト風土化」とは日本中が画一化された「郊外」になることを意味しているが，アメリカでもこうした現象がおこり，その元凶がウォルマートだとされている．日本ではそれにちかいのがイオンである．

本書ではアメリカでも日本でも「ファスト風土化」と格差社会とが関係していることが指摘されている．また，ヨーロッパにおける「ファスト風土化」に対する規制について記述されている．もっとこまかいが注意をひく点として，これまでの日本が生産者中心だったのが消費者中心にするべきだといわれてきたのに対して，三浦は疑問を呈している (p. 16)こと，「ファスト風土化」を「再魔術化」という概念とむすびつけていることなどがある． 
東北や北関東を中心とした、日本の町の現状、大型ショッピングセンターの
進出などで、どうなっているか、それはなぜか？

アメリカ〜特に、ウォールートが進出した後の町〜
の人々の状況、格差、文化・・・・

日本やアメリカの労働事情、ヨーロッパの対応などをレポートした本です。

地域や人々の、格差問題、文化の多様性がなくなること、
地域のコミュニティの今後を中心的な問題ととらえ、分析したものです。

具体的な解決策や主張は、表立ってはなく、事実を淡々と説明した
部分が多いです。

アメリカの町が、どうなっているか、その荒廃の様子など
知らないことだらけで、引き込まれました。

切実な本です。
自分や自分の周辺が、今後どうなっていくか、、
心ゆさぶる本でした。大型ショッピングセンターやマクドナルドに代表されるアメリカ型チェーン店が風土を均質化し（三浦氏はファスト風土という言葉を使っている）、荒廃させている、という主張はある程度納得できるが、その結論まで持っていく過程に、この本を読んだ限りでは多くの問題点が見受けられる。（三浦氏のほかの著作、『ファスト風土化する日本』などでは書かれているかもしれないが…） 

 まず、根拠を明示しないで自分の直感で書いているような記述が散見される。 
 例えば、ファスト風土化が犯罪を増やすというのは三浦氏の主張の一つだが、その根拠として用られている客観的なデータは都道府県別の犯罪発生数のみである。 
その他の根拠は 三浦氏の主観的な記述や、インターネット上の噂（いわゆる「都市伝説」の類）、２件のショッピングセンターで起きた事件（しかもそのうち一件嘘の供述なのでショッピングセンターとは何の関係も無い）といった「主観的なもの」だけである。 
特に、インターネット上の「噂」が生まれるのはファスト風土化がもたらす地域社会の流動性と匿名が、現実と非現実の境界を曖昧化させているからであると三浦氏は述べているが、それならば何十年も前から各地の学校に存在する「学校の七不思議」はどうなのか？ 
それもファスト風土化による現実と非現実の境界の曖昧化によるものだというのか？ 
三浦氏の主張を支える根拠は全てが一事が万事このようなものであり、まともに受け取るのがはばかられる様なものばかりである。 

いくつか興味を引く記述はあるものの、「一冊の本（新書）」として見た場合、まったくまとまりがなく、高い評価は出来ない。三浦氏はこの本を「濃密な本」と自己評価しているが、果たして本当に「濃密な本」と言えるのだろうか。  アメリカのお話と秋田・太田市の話を興味深く読ませていただきました。
 確かにその通りかもしれませんし、何もなくして今までのままで良いか？というその街の話もあるでしょうから、結局のところ結果論に当てはめているような気がします。恐らく「脱・ファスト風土」的な復活した話もあればさらに興味深く読めたと思います。
 旅行先などで、「昔は商店街があったんだろうねぇ」と思われるところを見るたびにこの本を思い出すことでしょう。
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<title>“語り”と出会う―質的研究の新たな展開に向けて</title>
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<title>感情とフィールドワーク</title>
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<title>脱「格差社会」への戦略</title>
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<title>リベラルなナショナリズムとは</title>
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<title>他者の権利―外国人・居留民・市民</title>
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<title>サンタ服を着た女の子―ときめきクリスマス論</title>
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 切通さんのエッセイを軸に、佐伯ツカサさんという「作家」さん...</description>
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 「自作のサンタ服を着て倦怠期の彼氏を振り向かせようとした女の子」との出会いで生まれたサンタ本らしいのだけど、その形式が変則的で面白い。
 切通さんのエッセイを軸に、佐伯ツカサさんという「作家」さんの小説が挟まれたり、チムニーさんという「踊り子」さんのイラストコラムや高橋沙貴子さんという「ライター見習い」さんのコラムなどが挟まれたり（佐伯さんもコラム書いてる）、サンタ服の作り方が載ってたり、サンタ服を着た女の子のグラビアがあったり、最後に童話が登場したり。とにかく盛りだくさんで読んでて飽きない。一気に読める。

 エッセイ部分では乙女・切通氏の妄想が炸裂してる。思う存分炸裂してる。呆れるを通り越して気持ちいいくらい炸裂してる。
 とはいえ、ときどき「おやじ・切通」氏が垣間見えたりもして、そこがなかなか味わい深い。
 「乙女」を自称していても、やはり「おやじ」は「おやじ」なのである。（← 一応褒めているつもり）

 もうすぐクリスマス。

 この本を買って読んでサンタ服を作った女の子たちに街を歩いてほしいものだ。

 わたし？ わたしは着ません。「かわいい」のは見るほう専門なので。

 
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<title>文化としての暴力 (埼玉学園大学叢書)</title>
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<title>二十世紀研究〈第7号〉</title>
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